
巻き爪治療
巻き爪治療
巻き爪とは、爪の側縁が丸く内側に巻くような形になった爪の状態をいいます。
主な原因には、靴による圧迫(先の細い靴、合わないサイズの靴の着用)や、立ち仕事、歩き方など爪に長い期間強い力がかかることが挙げられます。巻き爪になると自然に改善することは難しく、症状が進行すると爪切りが困難になったり、爪が皮膚に当たって痛みが出やすくなったりします(陥入爪の状態)。
矯正器具を使った巻き爪の治療では爪の形を本来の状態に近づけることにより、爪による皮膚への圧迫・刺激を防ぐことを目的として行います。施術直後から痛みが取れる場合もあり、巻き爪治療としては優先的に選択される治療となります。
当院では爪を自然な形で矯正できる超弾性合金ワイヤの巻き爪マイスターと、矯正器具の治療効果を高めるリネイルゲルの薬剤を一緒に使用した矯正治療を行なっています。
コイルばねに内臓された超弾性合金ワイヤの弾性力を利用して、爪の湾曲を矯正する巻き爪矯正器具です。装着した部分で爪の中央から縁にかけてほぼ均一な矯正力が作用し、さらには爪の根本側の湾曲矯正効果も期待できます。
巻き爪マイスターのみの治療では通常1〜3ヶ月程で矯正効果が得られます。(効果には個人差があります)
巻き爪矯正器具と併用するために開発された薬剤で、有効成分アセチルシステインが爪を軟化させることで矯正治療の効果を高めます。矯正器具装着後に皮膚にマスキングシールを貼付してから塗布します。塗布した24時間後に洗い流した後は爪が形を保ったまま再硬化していきます。
使用することで、矯正器具のみでの治療よりも矯正効果が早く得られ、治療終了後の再発までの時間が長くなる効果も認められています。
1
巻き爪のカウンセリング予約をして下さい。
2
巻き爪マイスターでの治療開始が可能な爪の状態か確認し、問題なければ当日から治療を開始します。
※診察時、以下のような爪・足指の状態の場合には治療開始ができません。
(例)
治療の適応にならなかった場合、当日は自費診療ではなく保険診療で診察致します。
帰宅後、患部は水で濡らさないで下さい。
※当日のシャワー浴は可能ですが、足をビニールで覆うなど防水対応をして下さい。
※24時間経過するまでに爪が水に濡れたり、透明の保護シールが剥がれた場合には、リネイルゲルにより皮膚炎を起こすリスクがあるため、早めに透明の保護シールを剥がしてシャワーで爪と指を洗って下さい。
3
装着した約24時間後に必ず薬剤を洗い流して下さい。外用薬による刺激などの副作用が生じる可能性があります。
洗い流す時は、爪矯正器具は装着したまま、透明の保護シールを剥がしてシャワーで爪と足指を洗って下さい。
※ご自身での処置が難しい場合には当院を再診して頂き、対応致します。
4
巻き爪の改善具合を評価し、痛みや爪の湾曲の程度が改善していれば巻き爪マイスターを外します。
症状の改善が十分でない場合は、巻き爪マイスターの位置を調整したり付け直したりします。
初診料+処置代 ※別途、巻き爪マイスター・リネイルゲルの料金がかかります |
5,000円 |
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巻き爪マイスター |
3,300円 |
リネイルゲル |
3,300円 |
再診料+処置代 |
3,000円 |